Coffee

からだ×コーヒー

コーヒーは女性のからだに良いものか?悪いものか?
情報が溢れる中、悩まされますがどちらも正解です。
主にコーヒーに含まれているカフェインや他の成分による影響が原因として指摘されています。
しかし適度な量、飲む時間などに気づかえばコーヒーはからだによく、元気を与えてくれます。私自身、コーヒーで元気づけをして(濃いめのエスプレッソコーヒーをぐいっと飲んで活気づけ!)重要な話合いに行くこともしばしば。。。
そんなわけでコーヒーが女性の身体にどのように影響するか、女性ならではの観点でお伝えしていきます。

■ コーヒーに含まれる成分はお肌をキレイにしてくれる
シミ、シわに関する研究をする岡山理学大学の安藤先生によると、コーヒーに含まれるポリフェノールの1種、クロロゲンという成分が肌を綺麗にしてくれる役目を果たしているといいます。
この成分は強い抗酸化作用があり、肌のみずみずしさの決め手である肌の角質層水分量を高めてくれる役割を補っていることがわかっています。
なるほど。実際にコーヒーにかかわる仕事をしている、コーヒー好きな女性には肌が綺麗な人が多いかもしれません…

■ カフェインの過剰摂取は生理痛の原因になることも
先にコーヒー成分の美的効果について述べましたが「コーヒーを飲み過ぎる」など、過剰摂取は逆効果になるため注意が必要です。
(目安として1日3〜5杯以上が「飲み過ぎ)といわれています。)
実際に女性ホルモン研究家、美容鍼灸家の森田真理子先生は「コーヒーに含まれるカフェインは女性ホルモンのエストロゲンを増やす」と言います。
特に現代女性はコーヒー以外にも脂の多い肉、乳製品、ファーストフード、砂糖、白いパンもエストロゲンが多く含まれており、気づかないうちに過剰摂取しています。
エストロゲンというホルモンは女性らしさを作るホルモンであり、髪や肌の潤いや肌の若さと健康を保つものとした成分のため、多く採りたいところですがな、過剰摂取してしまうと、エストロゲンが増加して子宮や卵巣、乳房の細胞が異常に発育し、身体に悪影響を与えてしまいます。
そのため生理痛がひどくなったり、腫瘍ができやすくもなるとのこと。
(特に子宮筋腫がある方がコーヒーを飲むと固くなり腫れてしまうことがあるため、要注意。)
それでもやはり、コーヒー好きなら「コーヒーが飲みたい」と思うのは当然で、そんな時は「無農薬コーヒーや品質の高いディカフェを1日1杯飲む。」など、自分のからだをいたわりながらコーヒーを楽しむのが良いですね。
ホルモンバランスを整えてくれるコーヒーは飲み過ぎず、「質の良いものをほどほどに飲む」ことで美容効果+女性らしさを高めてくれるようです。